効果的で正しいブラッシングの方法をご紹介します。

1.絡んだ髪の毛先をとかす
髪の長い方は、まず毛先の絡んだ部分からとかすようにしましょう。髪の毛が絡んでいる部分に、ヘアオイルやヘアローションをつけてからブラッシングを行うのも良いです。

2.耳の上のサイドからブラッシング
耳の上部分の頭皮にしっかりとブラシの毛先をつけて、最初はゆっくりと優しく、徐々に力を加えてブラッシングします。両側が終わったら、その上のこめかみ部分、最後に頭頂部を行います。必ず顔から後ろ方向に向けてブラッシングしてください。

3.最後に、頭皮用ローションや育毛剤などをつけてマッサージ
頭皮に薬剤をつける場合は、全体をブラッシングした後につけます。その後、クッション性のあるブラシで、頭皮に押しつけるようにマッサージします。髪をとかすというよりも、頭皮に薬剤を浸透させるような気持ちで、クッションを利用してゆっくりと押してください。

頭皮の肌質は、特に悩みのない普通肌を除いた場合、大きく分けて3種類あります。

オイリー肌オススメの洗浄成分高級アルコール系・ベタイン系・石鹸系

オイリー肌とは、皮脂の分泌量が平均よりも多く、毛穴が詰まりやすかったり髪の毛が油っぽくなってしまったりします。
チェックする方法としては、シャンプーをした後にドライヤーをしてすぐに頭皮を指で押してみましょう。
頭皮を押した指先が油でテカっていたら、オイリー肌である可能性が高いです。その場合は、洗浄力がある程度しっかりとあるタイプのシャンプー剤が必要です。

乾燥肌オススメの洗浄成分アミノ酸系・ベタイン系

乾燥肌の方は頭皮の水分量が少なくなっている為、ターンオーバーが正常に働かずにフケが出てしまうことがあります。
また、頭皮のバリア機能が弱まってしまい、かゆみが出てしまう場合もあります。
そのため、必要以上に強い洗浄力のあるシャンプーは向いていません。低刺激で、保湿効果のあるシャンプーを選びましょう。

敏感肌オススメの洗浄成分タウリン系・ベタイン系

敏感肌の方は、外的な刺激に弱いのが特徴です。

1.お風呂の後は、すぐに髪を乾かす！
「ドライヤーは髪を傷めるから自然乾燥しています」という声を耳にしますが、濡れた髪はダメージを受けやすいので入浴後にはできるだけ早く乾かすことが大切です。

2.キューティクルは温めると開く性質
キューティクルの性質を利用して、トリートメントやコンディショナーを髪につける前に髪を温めると、栄養成分の浸透を高めることができます。

3.ダメージ対策
「無理なブラッシングをしない」「ドライヤーの熱風を当てない」「トリートメント、コンディショナーで栄養補給を必ずする」ことを意識しましょう。

育毛剤には、血行を促進する効果のある成分が入っている商品が多いので、ブラッシングやマッサージがより効果的になります。頭皮の血流量が上昇することにより、髪のハリコシはもちろん本数の増加も期待できます。
育毛剤は薄毛ケアだけに効果があるとイメージされる方も多いですが、薄毛はもちろん、頭皮や毛髪のハリコシにも効果が期待できます！