性別に関わらず、加齢によりホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの影響をうけて薄毛になることがあります。女性の場合は男性と違い頭頂部の髪の毛が細く柔らかくなっていき、広範囲にわたって薄くなります。
更年期の女性はとくに毛髪の成長を促していた女性ホルモンが減少して男性ホルモンが優位になることが原因のひとつですが、生活習慣や食生活との関係も考えられます。

ヘアアクセサリーやパーマ、ヘアカラーなどはファッションの一環として女性の皆様は気軽に楽しまれていると思います。しかし、ヘアアレンジにも薄毛の原因につながる場合も。
例えば頻繁なパーマやヘアカラーは頭皮への負担がとてもかかる行為です。

産後脱毛症は一時的な抜け毛と言われています。

①妊娠中のホルモン分泌による抜毛
妊娠によって女性ホルモンの分泌量が変化しヘアサイクルも変わります。出産後は元に戻るので今まで残っていた毛髪が一気に抜けることが産後の抜毛につながります。

②睡眠不足
出産直後は赤ちゃんのお世話に大忙し、お母さんはよく眠れない、まとまった睡眠時間が取れない、などによって抜毛や髪のダメージを感じる方がいます。睡眠は頭皮頭髪にとても大事です。

③栄養不足
母乳は女性の血液から作られます、授乳中は鉄分はもちろんですがたくさんの栄養がカロリーと一緒に消費されます。これにより身体の栄養が不足し、髪質の悪化や抜毛の原因になります。

ストレスによって自律神経の乱れが生じ、ホルモンバランスが崩れます。また腸内の悪玉菌を増加させ腸内環境が荒れて便秘になったりと、ストレスは髪はもちろんカラダ全体に大きなダメージを与えます。
自律神経の乱れは血行不良も引き起こします。血行不良により頭皮の硬化、代謝の悪化による頭皮の乾燥は頭皮にはもちろん頭髪にも悪影響です。

ストレスも過度なダイエットもすべて頭皮の悪化につながります。逆をいえば頭皮環境の改善をすれば薄毛対策にもなります。いま薄毛に悩んでいなかったとしても頭皮環境を常に良好にしておくことで事前に予防することができます。
薄毛対策はやっぱり頭皮ケアから。
健康な髪を育てるためには頭皮を健康に保つことが何よりも大切です。